本サイトは「さくらのVPS」上で動作しています。
一方、ホスティングサービスといえば Amazon の EC2 が一番有名かと思います。
どちらにしようか悩める子羊の為に、個人の主観による簡単な比較をしました。

VPS（仮想専用サーバ）｜さくらインターネット

Amazon EC2 (仮想クラウドサーバー) | AWS

	さくらのVPS	Amazon EC2
機能	シンプル	多機能
コントロールパネル	シンプル	複雑
料金体系	シンプル	複雑
お試し期間(2016年1月時点)	2週間	1年間

シンプルで機能が制限されているのがさくら。
多機能な代わりに複雑なのがAmazon。
初心者向けなのがさくら。
経験者向けなのがAmazon。
と言えます。(個人の感想です)

決してAmazonをdisっている訳ではありません。
先行しているのもありサーバの多用な用途に特化した各種サービスが提供されています。
それぞれが連携出来るようになっており、その分、覚える事は多いので最初に利用するには敷居が高いです。

一方、さくらは非常にシンプル。
箱を用意したら自分でそれをカスタマイズする事になります。
国産サービスだけあってコントロールパネルやサポートが取っ付き易いのも良いです。
(Amazonのマネージメントコンソールが日本語化対応したのは2015年4月)

ターンアラウンドタイムを重要視する場合はサーバ設置場所(リージョン)が世界にまたがっているAmazonが有利。
さくらのリージョンは東京と石狩の2つです(2016年1月時点)。

私が重要に感じるポイントは料金面です。
どちらもサーバスペックに応じて月額料金が変わっていくのは同じですが、
Amazonはサーバをアクティブにしている間のみかかる料金があります。
逆に言えば非アクティブの間は安く抑える事も出来ます。
また上り/下りの通信量にも別途料金がかかります。
その為、時にはこんな悲劇も発生します。

クラウド破産 - Togetterまとめ

BigQueryで150万円溶かした人の顔 - Qiita

(こちらはGoogle Cloud Platformの話)


インフラ提供する以上、通信に料金がかかるのは当たり前だと感じていた為、
さくらがサーバの月額料金のみというのは軽い驚きでした。
通信には料金は発生しない為、安心してバグを仕込む事が出来ます。


さる高名な同僚が言いました。

「食べ放題は沢山食べられる事が良いんじゃない。
  料金を気にしないで食べられるのが良いんだ。」

含蓄のあるお言葉です。